目次
- サッカーの熱中症対策、夏練習の水分補給・休憩目安
- はじめに:夏のサッカーで最優先すべきこと
- なぜサッカーは夏に危険度が上がるのか
- 熱中症の基礎知識
- 休憩・給水を中心にした練習設計
- 水分補給の目安とタイミング
- 何を飲むか:水・スポーツドリンク・経口補水の使い分け
- 自己チェックとモニタリングで“脱・感覚まかせ”
- WBGT(暑さ指数)と気象データの使い方
- 年代・体格・コンディション別の調整ポイント
- 熱順化(ヒートアクライメーション)の進め方
- 人工芝・環境要因への実践テクニック
- 休憩の質を高めるクーリング戦略
- 栄養と塩分:水分補給を支える下地づくり
- よくある誤解とリスク管理
- 練習・試合運営のチェックリスト
- 異変の察知と初期対応
- ケーススタディ:状況別の実践プラン
- まとめ:今日から実行する3ステップ
- おわりに
サッカーの熱中症対策、夏練習の水分補給・休憩目安
夏のサッカーは、上手くなるチャンスが大きい一方で、熱中症のリスクも跳ね上がります。技術や戦術の前に、まずは「安全にやり切る」準備を整えることが大切です。本記事では、夏練習を安心して乗り切るための水分補給と休憩の目安を、実践に落とし込める形で詳しくまとめました。チームでも個人でもすぐ使える設計のコツ、WBGTの使い方、人工芝への対策、クーリングの技、そして「今日からの3ステップ」まで。難しい言葉はできるだけ使わず、現場の感覚に寄せて解説します。
はじめに:夏のサッカーで最優先すべきこと
この記事のゴールと全体像
ゴールはシンプルです。「夏の練習と試合で、倒れず、質を落とさず、継続する」。そのために、次の3つを押さえます。
- 予防:十分な水分・塩分・休憩を事前設計する
- 検知:危険の兆しを数字(体重・尿色・WBGT)と感覚で捉える
- 対応:悪化させない初動(冷却優先・迅速な判断)
各章で、練習テンプレート、水分量の目安、年齢や体格に合わせた調整、クーリングの工夫、チェックリストまで具体化します。
練習を止めずに守るための基本原則(予防・検知・対応)
- 予防:練習を「給水と休憩」を軸に組み、飲む内容とタイミングを固定化
- 検知:WBGTや気象データを毎回確認。体重・尿色・主観体調で自己モニタリング
- 対応:軽症は即休息・冷却・補水。重症が疑われたら冷却を最優先にし、ためらわず救急要請
先に押さえるべき“水分補給・休憩”の結論サマリー
- 練習2~4時間前に5~7mL/kgを目安に飲む。直前に3~5mL/kgを追加
- 練習中は0.4~0.8L/時を目標(例:15分ごとに150~250mL)。汗が多い人は増量
- 体重減少は2%以内を目安。終わったら失った体重1kgあたり1.25~1.5Lでリカバリー
- 休憩は「時間で固定」。暑い日は15~20分ごとに3~5分、WBGTが高ければさらに長く
- 飲み物は、水+電解質(ナトリウム)を状況で使い分け。炭水化物6~8%のドリンクは長い・強い練習向け
なぜサッカーは夏に危険度が上がるのか
高強度インターバルの連続と発汗量の増大
サッカーはダッシュと減速、切り返しが多い「高強度の繰り返し」が基本。心拍が上がり、筋肉と体幹が発熱し続けます。発汗で体温を下げますが、高温多湿だと汗が乾きにくく、放熱が追いつきません。結果として体温が上がり、脱水が進みやすくなります。
ポジション・役割による熱負荷の違い(GK/DF/MF/FW)
- GK:連続走は少ないが、厚めのウェア・手袋・直射日光の影響が大きい。給水機会が少なくなりがち
- DF:守備のスプリントとカバーで長い距離を走ることが多い。声出しが多ければ口呼吸で口腔乾燥も
- MF:運動量が最大。発汗量も多く、炭水化物・電解質の消耗が大きい
- FW:繰り返す全力ダッシュと接触プレーで瞬間的な熱負荷が高い
人工芝・用具(スパイク・ソックス・レガース)が与える影響
人工芝の表面温度は直射日光下で気温以上に上がり、真夏の昼は60℃以上に達することもあります。放散熱が妨げられ、足裏からの熱ストレスが増加。厚手のソックスやレガースは通気を妨げ、下肢の熱こもりの要因に。用具の素材や着替えで調整が必要です。
高温多湿・無風・直射日光という“複合リスク”
気温だけでなく、湿度・風・日射が重なると危険度は一気に上がります。汗が乾かず、皮膚からの熱放散が落ちるため、同じ気温でも体への負担は別物。WBGTで総合的に判断する理由がここにあります。
熱中症の基礎知識
主な症状と重症度の目安(めまい・吐き気・痙攣・意識障害)
- 軽度:立ちくらみ、筋肉のけいれん、こむら返り、強い口渇、頭痛
- 中等度:吐き気・嘔吐、全身のだるさ、判断力低下、汗が出ない/出すぎる
- 重度:意識がもうろう、受け答え不明瞭、歩けない、痙攣、高体温(疑い)
「いつもと違う」違和感を見逃さないことが鍵です。重症は時間勝負で、冷却と救急対応が最優先です。
個人差のあるリスク要因(睡眠不足・体調不良・脱水傾向など)
- 睡眠不足、前日の疲労・飲酒、風邪明け、食事量不足
- 普段から汗が多い/少ない、体格が大きい、暑さに慣れていない
- 厚着、黒色のウェア、締め付けが強い装備
医療受診が必要となるサインと判断基準
- 意識がはっきりしない、会話が成立しない、歩行困難
- 嘔吐が続く、痙攣、呼吸が荒い、明らかな異常高体温の疑い
- 冷却・補水で回復しない、または再開直後に再悪化
これらがあれば、ためらわずに119番。救急到着まで「強力な冷却」を続けます。
休憩・給水を中心にした練習設計
60~90分練習のテンプレート(ウォームアップ~クールダウン)
- 0~10分:日陰でのモビリティ+軽いジョグ(直射は避ける)
- 10~25分:ボールフィーリング+基礎(給水1回)
- 25~45分:ポゼッション/対人の強度ブロック(15~20分で3~5分休憩+給水)
- 45~65分:ゲーム形式(10~12分×2~3本、各本の間で3~5分休憩+冷却)
- 65~75分:戦術確認・セットプレー(強度を落として実施)
- 75~90分:クールダウン(ジョグ+ストレッチ)→補水と栄養のリカバリー
ドリル設計に組み込むクーリングブレイクの入れ方
- 時間で固定:15~20分ごとに3~5分。WBGTが高い日は10~15分ごとに5分
- 場所で固定:ピッチ脇に「クーリングステーション」を作り、全員が必ず寄る動線を設計
- ドリル内の工夫:片側のチームが休む交代制、シャトル→テクニックと強度を交互に
日陰・風・冷却資材の“クーリングステーション”配置
- タープや建物の日陰+送風(扇風機/ミスト)+氷水/氷嚢
- ドリンクを冷やすクーラー、予備ボトル、使い捨てコップ
- 冷却ポイント用の氷嚢(首・脇・鼠径部)、水を含ませたタオル
- シューズ・ソックスの替え、予備シャツ(汗冷えと蒸れを防ぐ)
水分補給の目安とタイミング
練習前:2~4時間前/直前の摂取戦略(ml/kgの考え方)
- 2~4時間前:5~7mL/kg(例:60kgなら300~420mL)
- 直前10~20分:3~5mL/kgを追加(尿色が濃い/暑さが厳しい日はしっかり)
胃が重くなるほど一気に飲まないのがコツ。小分けでOKです。
練習中:1回量と間隔の目安・個人差の調整
- 基本:0.4~0.8L/時(汗が多い人は最大1.0L/時を目安に)
- 実践例:15分ごとに150~250mL。ゲーム形式の合間は200~300mL
- 味・温度:冷えた飲料(5~15℃)は飲みやすく、体温上昇を抑えやすい
練習後:体重変化をもとにしたリカバリー補給
- 失った体重1kgあたり1.25~1.5Lが目安(汗での損失+尿での排出を考慮)
- 電解質(ナトリウム)と糖質を含む飲料や食事で回復を加速
“体重2%以内の減少”を目安にする理由
体重の2%以上が減ると、集中力・走力・スキルの精度が下がりやすいことが多くの研究で示されています。練習前後で体重を測り、2%を超えたら次回の飲み方・休憩を見直しましょう。
何を飲むか:水・スポーツドリンク・経口補水の使い分け
炭水化物濃度6~8%の意味と注意点
炭水化物6~8%(60~80g/L)は、長時間・高強度の運動でエネルギーを補い、吸収もスムーズなバランス。濃すぎると胃がもたれ、吸収が遅れます。短時間・低強度なら水でも十分です。
ナトリウム量の目安と電解質の役割
汗で失われるナトリウムを補うには、概ね500~700mg/Lのナトリウムを含む飲料が目安。水だけを大量に飲むと、血中の塩分が薄まるリスクがあります。長い練習や大量発汗時は「水+塩分」または「スポーツドリンク」を基本に。
冷水・氷入り(アイススラリー)の活用シーン
冷えた飲料は飲みやすく、体温上昇を抑えるのに有効です。氷の細かい粒を含むアイススラリーは、強度が高いセッションの前後や休憩時に効果的。胃腸の弱い人は量を調整しましょう。
カフェイン・炭酸・エナジードリンクの注意点
- カフェインは利尿が気になるほどでない場合もありますが、心拍や胃腸への刺激で逆効果になることがあります。未成年は特に注意
- 炭酸はお腹が張って飲む量が減りやすい
- エナジードリンクは糖分・カフェインが高く、練習中の補給には不向き
自己チェックとモニタリングで“脱・感覚まかせ”
尿色スケールと回数で把握する水分状態
尿色が薄いレモン色~淡黄色(スケール1~3)が目安。濃い琥珀色(5~6以上)が続くなら脱水傾向。回数が極端に少ないときも注意です。
練習前後の体重測定と日誌(アプリ)運用
- 練習前後で体重を記録。減少率が2%を超えたら次回の補給を増やす
- アプリやメモで、気温・WBGT・飲んだ量・体調をセットで残す
起床時の主観的体調チェック(睡眠・疲労・食欲)
眠気が強い、食欲がない、脈が早い感覚がある日はリスク高め。練習設計や補給を一段慎重に。
WBGT(暑さ指数)と気象データの使い方
WBGTの基礎と“気温だけでは足りない”理由
WBGTは気温・湿度・輻射熱を合わせた指標。汗が乾かない湿度や直射日光の影響を反映します。気温が同じでもWBGTが違えば、体の負担は別物です。
閾値と練習判断(時間短縮・強度調整・中止判断)
- WBGT 25~28:こまめな休憩・給水、強度は通常~やや軽め
- WBGT 28~31:強度を落とし、頻繁に休憩(10~15分ごとに5分)。時間短縮や分割を検討
- WBGT 31以上:中止や室内・涼しい時間帯への移行を優先(一般的な目安)
現場での簡易測定・地域データ・アプリ活用
携帯型WBGT計、自治体や気象アプリの暑さ指数、スタジアムの表示などを組み合わせて判断材料を増やしましょう。
年代・体格・コンディション別の調整ポイント
高校生・大学生・社会人の目安の違い
体格や筋量が大きいほど発熱量も大きく、発汗も増えがち。体重あたりの水分目安を使いつつ、実測(体重変化)で微調整を。社会人は前日の睡眠・飲酒の影響が出やすいので、特に慎重に。
小中学生・成長期への配慮(保護者のサポート視点)
- 暑さへの適応が未熟で、のどの渇きを自覚しにくいことがある
- 時間で飲ませる/休ませる仕組みを大人が用意
- 送迎時に冷えた飲料と予備ボトル、塩分を含む補食を持たせる
体格・発汗特性・体調(風邪明け/睡眠不足)による個別化
汗がしょっぱい、白い塩の跡が残る人はナトリウム補給を厚めに。風邪明けや睡眠不足のときは時間短縮・強度軽減を前提に。
熱順化(ヒートアクライメーション)の進め方
7~14日の段階的プログラム
- 1~3日目:時間短め(30~45分)、強度低~中、休憩多め
- 4~7日目:時間・強度を段階的に上げる、装備は軽く
- 8~14日目:実戦強度へ。休憩は維持、クーリングを固定
強度・時間・装備を調整する設計例
ゲーム形式の本数を増やす前に、パス回しやポゼッションの時間を伸ばして負荷を段階的に。厚手のアンダーは外し、通気の良い素材を選ぶ。
休養・睡眠・栄養を組み合わせた定着
順化の期間は、就寝・起床時間を整え、朝食で糖質と水分を確保。急に詰め込みすぎないのが定着のコツです。
人工芝・環境要因への実践テクニック
グラウンド表面温度対策(散水・時間帯の最適化)
- 開始直前と合間の散水で表面温度を低減(効果は一時的なので頻度が大切)
- 朝夕の低い日角の時間帯を選ぶ。正午前後は避ける
タープ・ミスト・扇風機の活かし方
日陰と風の組み合わせは強力。ミスト+送風は汗の蒸発を助け、冷却効率が上がります。選手が必ず通る導線に設置を。
ウェア・ソックス・レガースの選び方と着替え戦略
- 吸汗速乾の薄手シャツを複数枚用意。汗が溜まったら即交換
- ソックスは替えを準備。レガース下の蒸れを減らす
- 濃色より淡色、タイトすぎないフィットで風の通り道を作る
休憩の質を高めるクーリング戦略
首・腋窩・鼠径部など“効く”冷却ポイント
太い血管が通る部位を冷やすと効率的。首、両脇、鼠径部(太ももの付け根)を狙い、氷嚢や冷タオルを当てましょう。
氷嚢・クーラーベスト・アイススラリーの比較
- 氷嚢:狙った部位を素早く冷却。コスパが良い
- クーラーベスト:休憩中の全身冷却に。準備と重量の管理が必要
- アイススラリー:内側から冷やせる。飲み過ぎでお腹を冷やしすぎないように
汗・皮膚の状態を整える(シャツ交換・タオル)
汗だくのままだと蒸発しにくく、冷却効率が落ちます。休憩で素早く拭いて着替え、風を通すのがポイントです。
栄養と塩分:水分補給を支える下地づくり
朝食と糖質の重要性(起床~出発までの流れ)
朝食抜きはガス欠の近道。おにぎり、パン+ヨーグルト、バナナなど手軽な糖質と水分を。移動中も少しずつ飲んでおきましょう。
塩分補給の具体(食事・スープ・タブレットの使い方)
- 普段の食事で塩分とカリウムを確保(味噌汁、塩むすび、漬物、トマト/バナナ)
- 長時間の練習や汗が多い人は、ナトリウム入りドリンクやタブレットを状況に応じて
練習後の回復(糖質+タンパク質+電解質)
30分以内を目安に、糖質+タンパク質の補食(おにぎり+牛乳、カカオ少なめのココア+サンドなど)と電解質を。回復スピードが変わります。
よくある誤解とリスク管理
“喉が渇いてから”では遅いのはなぜか
喉の渇きは脱水が進んでから出るサイン。パフォーマンス低下が始まる前に、時間で飲む仕組みにしておきましょう。
水だけ大量に飲むことの落とし穴
水だけを大量に飲むと、血液中のナトリウムが薄まるリスクがあります。長い練習や大量発汗では、塩分入りの飲料や補食をセットに。
塩タブレットの誤用と適切な位置づけ
塩タブレットは「万能」ではありません。水分と一緒に、運動時間・発汗量に応じて使うのが前提。食事の塩分も大切です。
冷たい飲み物は“ダメ”なのか?の整理
冷たい飲料は飲みやすく、体温上昇の抑制にも役立ちます。胃腸が弱い人は量と温度を調整しましょう。
練習・試合運営のチェックリスト
コーチ・スタッフ用(計画~当日運用)
- 前日:WBGT/天気の確認、時間・強度・休憩計画の調整
- 当日:クーリングステーション設置、冷却物資・飲料・予備ボトルの準備
- 運用:15~20分ごとに強制休憩、選手の顔色・言動の観察、記録の簡易ログ
- 中止判断:WBGTの上昇、体調不良者の増加でためらわず切り替え
選手用(持ち物・セルフチェック・行動)
- 持ち物:2本以上のボトル、冷却タオル、替えシャツ・ソックス、軽食
- セルフチェック:起床時の体調、尿色、体重
- 行動:時間で飲む、日陰に入る、違和感はすぐ申告
保護者用(送迎前後の確認・補給の準備)
- 出発前:朝食と水分、予備ドリンクの冷却
- 帰宅後:体重と体調の確認、リカバリーの補助
異変の察知と初期対応
軽症時の対処(休息・冷却・補水)
- 直ちに日陰へ、装備を緩める/外す
- 首・脇・鼠径部の冷却、扇風機や仰ぐ動作で送風
- 意識明瞭なら電解質を含む飲料を少しずつ
重症が疑われる場合の判断と“冷却優先”
意識がはっきりしない、歩けない、痙攣などは重症の疑い。すぐに119番。到着まで強力な冷却を継続します(氷嚢、濡れタオル+送風、可能なら全身の冷却)。
救急要請・情報共有・復帰判断の流れ
- 発見時刻、対応内容、飲んだ量、症状の変化を簡潔に共有
- 再開は「完全に症状が消えた後」に。重症疑いは医療者の判断を優先
ケーススタディ:状況別の実践プラン
朝7時開始の90分練習(通学・朝食・補給計画)
- 起床~出発:朝食(おにぎり+フルーツ)+水や薄いスポドリ300~400mL
- 到着~開始:直前に3~5mL/kgを追加。軽い日陰アップ
- 練習中:15分ごとに150~250mL、1本ごとに冷却
- 終了後:体重測定→不足分を1.25~1.5倍で補う。糖質+タンパク質の補食
35℃超・高湿度の午後練(短縮・分割・クーリング強化)
- 時間短縮+分割(30分×2~3本)。各本の間に5~10分の強制休憩
- 直射を避け、ドリルは日陰側で。ゲーム形式は本数を減らす
- 飲料は電解質濃いめ、アイススラリーを導入
- WBGT上昇時は中止へ切り替え
大会での連戦日(試合間の回復・補給・冷却)
- 試合直後:体を拭いてシャツ交換→冷却→電解質+糖質の飲料200~300mL
- 合間:軽食(バナナ、和菓子、おにぎり小)+水分小分け。日陰で仮眠も有効
- 次戦前:直前に150~250mL、首・脇を冷やしてからピッチへ
まとめ:今日から実行する3ステップ
個人の“基準値”を作る(体重・尿色・発汗量)
練習前後の体重と尿色を1週間記録。自分の発汗量と飲む量のバランスが見えてきます。
セッション設計に“給水と休憩”を固定化する
15~20分ごとに3~5分休憩を「最初から組む」。WBGTが高い日は間隔をさらに短く。
チームで運用し、季節・環境に応じて更新する
コーチ・選手・保護者で共通ルールに。季節や天候が変われば、頻度・量・時間をアップデート。
おわりに
夏のサッカーは、準備が9割。水分と休憩は「根性の妨げ」ではなく「強さを支える道具」です。今日できる小さな改善を積み重ねれば、練習は止まらず、上達は続きます。自分と仲間を守るために、まずはボトルをもう一本、休憩をもう一回。そこから始めましょう。
