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ソサイチとは?7〜8人制の魅力・ルール完全ガイド

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11人制よりコンパクト、フットサルよりダイナミック。そんな“ちょうど良さ”で近年じわじわ人気が高まっているのが、7〜8人制の「ソサイチ」です。この記事では、初めての人でも一気に全体像がつかめるように、魅力・基本ルール・戦術・練習メニュー・始め方までを一気に解説します。大会や施設ごとに細かな規定差があるため、実務に役立つ「一般的な目安」と「現場での注意点」をセットで整理しました。

ソサイチとは?7〜8人制の魅力・ルール完全ガイド

ソサイチとは

定義:7〜8人制サッカーの中間競技としての位置づけ

ソサイチは、11人制サッカーとフットサルの中間に位置する小規模サッカーです。1チーム7人または8人でプレーし、フルコートより小さく、フットサルより広いピッチを使います。プレースペースが適度にあり、走行距離・ボールタッチ数・対人強度のバランスが取りやすいのが特徴です。大会や地域によってルールにバリエーションがあるため、「普及形式の総称」と考えると理解しやすいです。

呼称の由来と海外での呼び方

「ソサイチ」はブラジルで広まった「Society(ソサイチ/ソシエチ)」に由来する呼称とされ、日本では7〜8人制全般を示す言葉として定着しています。海外では「7-a-side」「8-a-side」「mini football」「small-sided football」など呼び方が分かれ、国や主催団体によって細部のルールが異なります。

11人制・フットサルとの違い(フィールド、人数、強度、戦術)

  • フィールド:11人制より小さく、フットサルより広い。人工芝のミニピッチや少年用コートを使用することが多い。
  • 人数:7人制または8人制(GKを含む)。交代はフライングサブを採用するケースが多い。
  • 強度:スプリントと反復走が増えやすい一方、接触距離が短いため判断は高速化。負荷は「中〜高強度」になりやすい。
  • 戦術:幅と深さを確保しやすく、個人技と連携の両面を実戦形式で磨ける。ライン間・背後の攻略が鍵。

ソサイチの魅力

プレースペースと運動量のバランスが良い理由

ピッチが適度にコンパクトなため、ボールに関与する回数が自然に増えます。守備では素早い寄せとカバーが要求されますが、11人制のような広範囲のロングランは少なめ。攻守ともに「短い全力」と「素早い切り替え」の繰り返しで、ゲームとしての密度が高くなります。

個人技と連携の両立で上達が早い

1対1の打開やファーストタッチの質が問われる一方、味方との距離が近いのでワンツー、サードマン、カットバックなどの連携が機能しやすい。個とチームの学習サイクルが短く、上達を実感しやすいのが魅力です。

戦術の自由度とゲームのスピード感

7〜8人という人数は、フォーメーションの可変や役割の入れ替えが自在。高い位置からの連続プレスも、低いブロックでの奪って速攻も、高速な意思決定で実装しやすい。サイド攻撃や逆サイドチェンジのリターンも、距離が最適化されているためスピーディーです。

参加しやすさ:人数確保とコミュニティの作りやすさ

11人を毎回そろえるハードルが下がり、固定メンバー+助っ人でも運営しやすい。交代も自由なことが多く、レベル差や体力差があっても出場時間を調整しやすい点はコミュニティ運営に向いています。

フィットネス効果とケガ予防の視点

反復スプリント能力、方向転換、反応速度の向上が期待できます。接触機会はあるものの、フィールドが適度に狭いため、長距離ダッシュによる無理な加速・減速が抑えられる側面も。とはいえ、スパイク選択やウォームアップ、ピッチコンディションの確認はケガ予防に重要です。

基本ルールと競技規則

人数編成と自由な交代(フライングサブの可否)

  • 編成:GKを含め7人制または8人制。
  • 交代:多くの大会で自由交代(フライングサブ)を採用。交代ゾーンの有無や手順は大会規定に従う。

試合時間・ハーフタイム・タイムアウト

  • 試合時間:一般的に20〜30分ハーフ(計40〜60分)。
  • ハーフタイム:5分前後が目安。
  • タイムアウト:採用しない大会が多いが、採用する場合は1ハーフ1回など制限あり。

コートサイズ・ピッチ素材・ゴールサイズの目安

  • コート:縦50〜70m × 横30〜45m程度(施設や人数により変動)。
  • 素材:人工芝が主流。屋外・屋内どちらもあり。
  • ゴール:少年用(約5m×2m)や専用ミニゴール(例:幅5〜6m×高さ2〜2.2m)を用いることが多い。

用具:ボール・シューズ・すね当ての基礎

  • ボール:5号球が一般的(大会により4号や専用球の場合あり)。
  • シューズ:人工芝ならTF(ターフ)やAGが無難。ピッチ規定によりFG禁止などの指定がある。
  • すね当て:着用必須が一般的。ソックスで覆う。

オフサイドの有無と適用範囲

多くのソサイチではオフサイドなし。ただし、一部大会では「特定ライン以降オフサイド適用」などのハイブリッド形式もあります。事前確認が必須です。

プレー再開方法(キックオフ、スローイン/キックイン、ゴールキック、コーナー)

  • キックオフ:前方・後方どちらへも可とする例が多い。
  • タッチライン外:スローインかキックインかは大会規定による(キックインはボール静止が原則)。
  • ゴールキック:ペナルティエリア内からの再開。6秒以内など時間制限を設ける場合あり。
  • コーナーキック:基本はサッカーに準ずる。インプレーの条件は大会規定に従う。

ファウルと懲戒(スライディング、カード、累積)

  • スライディング:危険防止の観点からタックル禁止とする大会が多い。ブロック目的のスライディング可否は規定次第。
  • カード:警告・退場はサッカー同様。累積警告による出場停止を設ける大会もある。

ゴールキーパーの特則(ペナルティエリア、バックパス、配球)

  • ペナルティエリア:専用の小型エリアを設定。ハンド可の範囲は規定に準拠。
  • バックパス:手での扱い不可とする例が多い(11人制準拠)。
  • 配球:投げ・蹴りともに可が主流だが、ハーフ越え制限など独自ルールがある場合も。

フリーキックの壁・距離・インダイレクト/ダイレクト

  • 距離:多くは5mまたは7mを採用。主審の合図に従う。
  • 種類:直接・間接の区分はサッカーに準拠が一般的。

ペナルティキックの取り扱い

ペナルティマークは8〜11mの範囲で設定されることが多い(会場やゴール寸法に応じて調整)。助走距離やフェイントの可否は主催規定を確認しましょう。

審判体制と記録(主審・第4の審判の有無)

  • 審判:主審1名または2名制。副審なしが一般的。
  • 記録:主催側またはチームでの簡易スコア記録。交代や警告はテーブルオフィシャルが管理する場合も。

7人制と8人制の違い

コート寸法・ゴールサイズ・選手密度の違い

8人制は7人制より選手密度が上がり、ライン間のスペースがやや狭くなります。攻撃は素早いサポートと幅の確保が重要に。7人制は個の突破やロングレンジの展開がやや生きやすい傾向です。

フォーメーションの傾向と役割分担

  • 7人制:2-3-1、3-2-1、2-2-2など。CBの数や2トップ採用でカラーが変わる。
  • 8人制:3-3-1、2-3-2、3-2-2など。中盤の枚数で主導権の握り方が変化。

攻守の人数配分と可変システム

サイドバックやアンカーが可変的に振る舞い、ビルドアップ時は3枚、守備時は4枚相当の並びを作るなどの工夫が有効。攻撃時の最後列の人数は、相手のカウンター特性に合わせて柔軟に。

交代ローテーションと運動量管理

短いスパンで2〜3名を連続交代させる“プチラインチェンジ”が機能します。疲労で寄せが遅れると失点リスクが急増するため、スプリントが落ちる前に交代。出場時間の可視化はチーム満足度にも効きます。

戦術・フォーメーション徹底ガイド

7人制の基本例:2-3-1/3-2-1/2-2-2

  • 2-3-1:サイドに厚み。カウンター耐性は中盤の戻り次第。
  • 3-2-1:守備安定。両サイドの運動量が生命線。
  • 2-2-2:前後分業が明確。ライン間の距離管理が重要。

8人制の基本例:3-3-1/2-3-2/3-2-2

  • 3-3-1:ブロックが作りやすく幅を確保しやすい。
  • 2-3-2:前線に厚み。守備の初期配置と戻り方を共通認識に。
  • 3-2-2:中央を締めつつ前線2枚で背後を狙う。

ビルドアップ原則:数的優位・幅と深さの確保

  • 最終ラインで+1の数的優位を作り、相手1stラインを超える。
  • サイドで2対1を作る。インサイドハーフは相手中盤背後の「ポケット」に顔出し。
  • CFは背中に相手を背負い、落としor背後の二択を明確化。

守備の考え方:前線からのプレッシングとブロック形成

  • 縦スライドを短く、横スライドを素早く。ボールサイド圧縮が基本。
  • 1stディフェンダーの寄せ角度で外 or 内に誘導(ステアリング)。
  • 奪った直後の前向きサポートを共通ルール化(3秒ルールなど)。

トランジション(攻守の切り替え)で差をつける

  • 失った瞬間の“5秒間プレス”と、奪った瞬間の“第一選択は前”を徹底。
  • リスク管理として、常にカバーの人員と位置を宣言(声出し)。

セットプレー戦略(CK/FK/スローイン・キックイン)

  • CK:ニアフリック→セカンドポスト、リターン短距離→カットインの2本柱を最低限準備。
  • FK:間接狙いのクイック再開/壁ずらしの2手を使い分け。
  • 再開(スロー/キックイン):静止・合図・距離を徹底。テンポが勝敗を分ける。

ポジション別の役割と必要スキル

GK:ショットストップ、スイーパー的役割、配球精度

  • ショットストップ:近距離セーブとブロッキング姿勢。
  • スイーパー:背後ケアと縦パスカットの予測。
  • 配球:速い再開(スロー/キック)と正確なスイッチ。

DF:カバーリングと対人、ラインコントロール

  • 1stが寄せ、2ndがカバー、3rdがスクリーニング。
  • ラインの押し上げ・リトリートの合図を統一。

サイド:幅の確保、縦突破と内側への侵入

  • タッチラインを踏むほどの幅で相手を広げる。
  • 縦の推進力とハーフスペース侵入の二刀流。

中盤:配球・スイッチ・サードマンラン

  • 前向きの受け直しでテンポを加速。
  • 落とし→スルー→第三者の走り込みを習慣化。

FW:起点作りと背後への抜け出し、フィニッシュ

  • 背負う・落とす・背後へ走るの三択を明快に。
  • ニアゾーンへのファーストステップと逆足フィニッシュを磨く。

キャプテンシーとオンフィールド・コーチング

交代が多い競技特性上、誰がピッチ上の“基準”を保つかが重要。合図の言語化(「押し上げ!」「セット!」「外切り!」など)をチームで統一しましょう。

練習メニューと上達法

ロンドとポゼッション(3v1/4v2/5v3)

  • ねらい:ボール保持の原則(三角形・スキャン・ファーストタッチ)。
  • 制約:1タッチ縛り、方向限定、タッチ数制限で難易度調整。

フィニッシュドリル(カットバック・セカンドポスト)

  • サイド深い位置→グラウンダーの折り返し→逆サイド詰め。
  • ニアで相手を動かし、ファーで決める“お約束”を型に。

三人目の動きとワンタッチ連携

  • 縦パス→落とし→斜めのサードマンランを反復。
  • ワンタッチ優先ゾーンを決め、判断速度を上げる。

対人守備(ステアリング、奪いどころの共有)

  • 外切り/内切りの合意。味方カバー方向へ誘導。
  • 奪いどころ(タッチライン際、相手の背中向き)をチームで共有。

アジリティ・反応速度・反復スプリント能力

  • 10〜20mの短距離反復、コーンドリル、反応スタート。
  • RPE(主観的運動強度)で負荷を記録し、超回復を確保。

セットプレールーチンの設計と反復

  • CK2本、FK2本、スロー/キックイン2本を“固定化”。
  • 誰が、どこへ、合図は何か—を台本化して習熟。

練習計画:負荷管理と評価シートの活用

  • 月間テーマ(例:ビルドアップ/トランジション)を設定。
  • 練習→試合→フィードバックのループに評価シートを組み込む。

始め方ガイド

コート・施設の探し方(サイズ・素材・照明・アクセス)

  • サイズ:7〜8人制が想定されたミニピッチか確認。
  • 素材:人工芝の質(パイル長、充填材)、スパイク規定。
  • 設備:照明の明るさ、シャワー、駐車場、交通の便。

メンバー募集とチーム作り(役割分担・規約づくり)

  • 役割:代表、会計、渉外、当日運営、メディカル担当など。
  • 規約:遅刻・欠席、費用、フェアプレー、SNS運用方針を明文化。

ルールの事前共有とフェアプレーの徹底

施設・大会ごとのローカルルール(スライディング、キックイン、距離など)を必ず共有。トラブルの多くは「知らなかった」で防げます。

大会・リーグ・マッチメイクに参加する手順

  • 主催サイトで募集要項・レギュレーションを確認。
  • レベル感(エンジョイ〜競技志向)と参加費を比較。
  • 空き枠の問い合わせ→エントリー→支払い→メンバー調整。

費用感と予算設計(施設費・ユニフォーム・保険)

  • 施設費:地域・時間帯で大きく変動。1人あたりの割り勘目安を先に決める。
  • ユニフォーム:ビブスでも可だが、色被り回避のため2カラー準備が安心。
  • 保険:スポーツ保険や施設推奨の保険を確認。

安全対策(保険、救急セット、熱中症・寒冷対策)

  • 救急セット:テーピング、アイスパック、消毒、簡易包帯。
  • 熱中症:こまめな給水、クーラーボックス、日陰確保。
  • 寒冷:防寒レイヤー、アップ時間確保、手袋・ネックウォーマー。

初試合チェックリスト(持ち物・役割・連絡体制)

  • 持ち物:身分証、現金/キャッシュレス、飲料、テープ、替えソックス。
  • 役割:タイム係、交代管理、記録、撮影、応急対応。
  • 連絡:当日グループチャット、遅刻・欠場の連絡ルール。

用具・ウェア選び

シューズの選び方(TF/AG/FGの違いとピッチ適性)

  • TF:ターフ用。人工芝でグリップと足への優しさのバランスが良い。
  • AG:人工芝向け。スタッド多めで荷重分散。
  • FG:天然芝向け。人工芝施設では使用不可のことがある。

ボールの種類・サイズ・空気圧の目安

  • サイズ:5号が主流(大会案内に従う)。
  • 空気圧:0.6〜0.9bar程度が目安。季節で変動するためこまめにチェック。

GKグローブ・プロテクターの選定ポイント

  • グリップと耐久のバランス。人工芝では摩耗が早い。
  • 指・肘・膝の簡易プロテクターで接触ダメージを抑える。

すね当て・ソックス・ベースレイヤー

  • すね当ては形状と固定感で選ぶ。ソックスは厚手でズレ防止。
  • ベースレイヤーは吸汗速乾。季節に応じて保温/冷感タイプを使い分け。

GPS/心拍計・動画分析アプリの活用

  • 走行距離・スプリント回数・最高速度の可視化。
  • 動画は共通言語化に有効。失点/得点の直前3プレーを振り返る。

よくある疑問Q&A

フットサルとの具体的な違いは?

ピッチが広く、ボールも5号球が主流なので、ロングキックや背後への抜け出しが使いやすい点が大きな違いです。接触の頻度や走行距離も増えやすく、よりサッカー寄りの戦術が機能します。

オフサイドは採用される?されない?

多くの大会で不採用ですが、一部ではライン限定のオフサイドを導入しています。大会要項の確認が確実です。

スライディングは反則になる?安全なアプローチは?

タックルは禁止のケースが多いです。ブロック目的のスライディング可否は規定に従い、基本はステイ・スタンディングで奪う、体の向きで誘導する守備を推奨します。

スローインとキックインのどちらを使う?

大会によります。キックイン採用の場合はボール静止が必須で、インプレーになる条件(ボールが動く、合図の有無)を事前に共有しましょう。

公式規則・大会ルールはどこで確認できる?

主催団体や施設の大会要項、参加チーム向け配布資料で公開されています。エントリー前に「オフサイド」「交代」「スライディング」「距離」「ボールサイズ」を必ずチェックしてください。

初心者や年齢差があっても楽しめる運営方法は?

  • 出場時間を均等化する交代表。
  • 接触プレーを控える“エンジョイルール”の日を設定。
  • 目的別グループ(基礎・対人・戦術)の分け練習。

歴史と普及状況

世界各地のフォーマットと普及の背景

小規模サッカーは、都市部の限られたスペースや照明付き施設の増加とともに発展しました。ブラジルの“Society”、欧州の7-a-sideやミニフットボールなど、地域性に応じたフォーマットが存在します。

国内での普及状況と主な大会の傾向

都市圏を中心にリーグやワンデー大会が増え、人工芝施設の拡充が参加機会を後押し。エンジョイ志向〜競技志向まで、レベル別のイベントが開催されています。

学校・地域クラブ・企業スポーツでの活用例

人数確保のしやすさや運営の手軽さから、部活動の補完、地域クラブの普及活動、企業の福利厚生イベントなどで活用が進んでいます。

育成年代へのメリット

ボールタッチ回数の増加と意思決定の高速化

ピッチが適度に狭く人数が少ないため、関与回数と判断機会が自然に増加。基礎技術とゲーム理解の定着が早まります。

創造性・判断力・視野拡大のトレーニング効果

周囲の距離が近い分、フェイント・ターン・パス角度の工夫がダイレクトに成果につながり、創造的な解決策を学びやすい環境です。

成長段階に合わせた負荷設定と安全性

交代が自由なため、疲労や体格差に合わせて出場時間を調整可能。安全面のルール(スライディング制限等)とも相性が良いです。

試合運営の実務とトラブル回避

タイムマネジメントと交代ルールの運用

  • キックオフ10分前にスタメンと交代順を確定。
  • フライングサブは交代ゾーン・合図を徹底して混乱を防止。

公平性(レベル差・出場時間)を担保する工夫

  • 出場時間の目安を事前共有。勝負どころのみ例外運用。
  • 練習では実力別で役割を設定し、本番でミックス。

コミュニケーションとフェアプレーの促進

  • 対戦相手・審判へのリスペクトをチーム規約に明記。
  • クレームはキャプテン経由の一本化で感情的対立を回避。

天候・風・照明・騒音への実践的対応

  • 風上/風下の戦い方(風上:裏抜け、風下:足元保持)。
  • 照明ムラはビルドアップ経路に影響。見えやすい側での合わせを増やす。
  • 騒音環境では手信号の導入が有効。

ソサイチがもたらすキャリア形成

11人制・フットサルへの橋渡しとしての価値

7〜8人制で培った判断速度、トランジション、連携は、11人制の局面質やフットサルのディテールに直結します。二方向のスキル移転が見込めます。

社会人になっても続けやすいスポーツ環境

人数確保のしやすさと施設予約の柔軟性は、忙しい社会人にとって継続の強い味方。ナイトゲームや短時間イベントとの相性も良好です。

コーチ・審判・運営など多様な関わり方

プレーだけでなく、コーチング、審判、イベント運営、撮影・分析など、関わり方を広げやすいのも魅力。チームに“役割の居場所”が増えます。

まとめ

7〜8人制が持つ独自性の要点整理

  • 適度な広さと人数で、技術・判断・運動量のバランスが良い。
  • ルールは大会差があるため、事前確認が競技力と安全の両面で重要。
  • 戦術の自由度が高く、練習の成果が試合に反映されやすい。
  • コミュニティ運営に向いており、育成から社会人まで裾野が広い。

次の一歩:チーム作り・リーグ参加・練習計画

  • 施設条件とルールを確認して、まずは体験マッチを一本。
  • 役割分担と交代表を整えて、運営のストレスを減らす。
  • 月間テーマを決め、ロンド→対人→ゲーム形式の導線で練習を設計。

ソサイチは、サッカーの楽しさをギュッと凝縮しながら、競技としての奥深さも味わえるフォーマットです。まずは仲間を集めてボールを蹴るところから。ルールを押さえ、工夫を重ね、あなたのプレーとチームの色を育てていきましょう。

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