目次
- サッカー試合後のクールダウン、何をする?最短回復術
- なぜ試合後のクールダウンが回復を早めるのか
- 試合直後〜90分の「最短回復」タイムライン
- ピッチサイドで今すぐできるクールダウン(0〜15分)
- ロッカー・移動中にやること(15〜60分)
- 帰宅後〜就寝までの回復ルーティン(60分以降)
- 翌朝〜翌日練習までのリカバリー戦略
- ストレッチは何をする?静的・PNFの使い分け
- 冷却・入浴はどうする?アイシングの最新知見と実践
- 栄養・水分補給:何をどれだけ、いつ摂る?
- セルフケアとツール活用(フォームローラー、マッサージガン、コンプレッション)
- 痛み・疲労のセルフチェックとレッドフラッグ
- 連戦・遠征・季節別の調整
- ポジション別・個人差への最適化
- 学生・社会人・ジュニアで異なる現実的アプローチ
- チームで統一するクールダウン運用(現場マニュアル)
- よくある勘違い・NG行動
- 5分版/20分版のテンプレート(何をする?が一目でわかる)
- Q&A:試合後 クールダウン 何をする?の疑問に答える
- エビデンスの見方と用語ミニ解説
- まとめ:今日から変える1つの行動
サッカー試合後のクールダウン、何をする?最短回復術
勝っても負けても、試合後の過ごし方で次のパフォーマンスは大きく変わります。ここでは「今すぐ何をするべきか」が一目でわかる最短回復のやり方を、科学的な背景とともに、現場で実践しやすくまとめました。図や画像は使わず、シンプルに行動へ落とし込みます。迷ったら「軽い有酸素+補水+タンパク質/炭水化物」の三点セットを合言葉にどうぞ。
なぜ試合後のクールダウンが回復を早めるのか
筋損傷と炎症反応の基礎理解
サッカーはスプリント、切り返し、接触で筋線維に微細な損傷が起こります。身体は炎症反応で修復を始めますが、過度に長引くと痛みや硬さが残りやすくなります。クールダウンはこの反応を落ち着かせ、修復の土台を整える狙いがあります。
血流促進と代謝産物クリアランスの狙い
軽い有酸素やゆるいストレッチは、筋ポンプを使って血流を保ち、老廃物のクリアランスを助けます。脚が軽くなりやすく、次の日のむくみも出にくくなります。
自律神経(交感・副交感)のリセット
試合直後は交感神経優位。呼吸法やゆるい運動で心拍を落とすと、副交感神経が働きやすくなり、消化や睡眠にスイッチが入ります。回復のスタートが早まります。
DOMS(遅発性筋痛)の正体と抑え方の限界
DOMSは24〜72時間でピークに。完全な予防法はありませんが、軽い有酸素、栄養、睡眠で「痛みの強さ」と「長さ」はコントロール可能です。強い揉みほぐしは逆効果になることがあります。
回復速度が次のパフォーマンスに与える影響
回復が早いほど、次の練習で質を確保しやすく、故障リスクも下がります。短期的な倦怠感の軽減だけでなく、シーズンを通した再現性に効きます。
試合直後〜90分の「最短回復」タイムライン
0〜5分:心拍を落とす・整える
- ピッチ外へ移動しながら深い呼吸。
- 立ち止まらず、歩行でクールダウンを開始。
5〜15分:軽い有酸素+呼吸+補水
- ウォーキング〜スロージョグ5〜8分。
- 長めの息吐き(4秒吸って6〜8秒吐く)。
- 体重の1〜2%分の発汗を想定し、電解質入りでこまめに補水。
15〜30分:栄養摂取と軽いストレッチ
- 炭水化物+タンパク質(例:おにぎり+ヨーグルト)。
- ふくらはぎ、ハム、股関節を20〜30秒ずつ。
30〜90分:入浴/冷却とセルフケア
- 気温・試合強度で温冷を選択。フォームローラーで軽く。
- 着替えと保温、打撲は局所冷却。
就寝前:神経系を落ち着かせるルーティン
- 画面は寝る60分前にオフ。照明を落とす。
- 腹式呼吸や軽い静的ストレッチ3〜5分。
ピッチサイドで今すぐできるクールダウン(0〜15分)
ウォーキング→スロージョグでのクールダウン走
歩行2〜3分→スロージョグ3〜5分→歩行で終了。呼吸が会話できる強度を維持します。
呼吸法(ロングエクスヘイル/ボックスブリージング)
- ロングエクスヘイル:4秒吸う→8秒吐く×8〜10呼吸。
- ボックス:4-4-4-4(吸う-止-吐く-止)×1〜2分。
下肢中心のライトストレッチ(ふくらはぎ・ハム・股関節)
- ふくらはぎ、ハム、臀部、腸腰筋を各20〜30秒×1〜2セット。
- 「痛気持ちいい」手前で止めるのがコツ。
補水と電解質:どのくらい飲む?
目安は発汗量の125〜150%を数時間かけて。ナトリウムは0.5〜0.7g/L程度を含む飲料が目安。甘すぎないものを選び、小分けで。
暑熱・寒冷時の簡易冷却(クールタオル/ウィンドブレーカー)
暑い日は首筋や腋の下を冷やす。寒い日は汗冷えを防ぐため即時着替え+防風。
尿色チェックで脱水度を把握する
淡いレモン色が目安。濃い琥珀色なら水分・電解質が不足気味です。
ロッカー・移動中にやること(15〜60分)
タンパク質+炭水化物のリカバリースナック
タンパク質は体重×0.3g、炭水化物は体重×1.0gを目安に。吸収しやすい形を選びます。
軽食の具体例(おにぎり+ヨーグルト等)
- おにぎり+ギリシャヨーグルト
- バナナ+牛乳/ココア
- サンドイッチ(ハム卵)+みそ汁
フォームローラーでの下肢メンテ
ふくらはぎ、ハム、大腿外側を各30〜60秒。痛みは10段階中3〜4まで。ゆっくり呼吸。
股関節・胸椎のモビリティリセット
- ワールドグレイテストストレッチを片側2回。
- 胸椎回旋(四つ這いで腕開き)各5回。
着圧ソックス/タイツの活用タイミング
移動中や就寝前までの1〜3時間に着用。締め過ぎはNG。むくみ軽減と主観的回復のサポート目的で。
傷・打撲の簡易ケアと衛生管理
擦過傷は洗浄→清潔に保つ。打撲は15〜20分の局所冷却+圧迫と挙上。汚れた手で触らない。
バスや電車移動時の姿勢とむくみ対策
- 膝・足首の曲げ伸ばしを2〜3分おきに。
- 長距離なら途中で立つ/歩く機会を作る。
帰宅後〜就寝までの回復ルーティン(60分以降)
入浴/シャワーの選び方(温・冷・コントラスト)
暑熱下や強度大なら短めの冷シャワーやコントラスト浴で体温を整える。リラックス重視ならぬるめ(38〜40℃)に10分程度。
足部・スパイク後の皮膚/爪ケア
指間を洗浄・乾燥。水ぶくれは清潔第一。爪は角を残してまっすぐ切ると内出血を予防しやすいです。
静的ストレッチの順序と時間
足部→ふくらはぎ→ハム→臀部→腸腰筋→内転筋→背中の順で20〜30秒×1〜2セット。呼吸は止めない。
デバイスオフと睡眠環境の整え方
- 就寝60分前に画面オフ、部屋は暗く静かに。
- 室温は目安18〜20℃、カフェインは夕方以降控える。
アルコール/カフェインの扱い
アルコールは回復を妨げやすいので控えるか最小限に。カフェインは就寝6〜8時間前まで。
翌朝〜翌日練習までのリカバリー戦略
モーニング・モビリティ(首・背中・股関節)
- 首の左右回旋、肩甲骨の回し、股関節の開閉を各10回。
低強度の有酸素で血流再起動
ウォーキング/サイクリング10〜20分。会話できる強度でOK。筋肉痛が強い日は短く。
朝食の構成(糖質・タンパク質・微量栄養素)
ごはん/パン+卵・魚・乳製品+果物/野菜。水分・塩分も忘れずに。
学業/仕事中のこまめな立位・可動
30〜60分に一度は立って体を動かす。ふくらはぎポンプでむくみ予防。
次トレ前のプライミング(軽い動的ストレッチ)
レッグスイングやランジ、足首ドリルを各10回。筋温を上げ、可動域を戻します。
ストレッチは何をする?静的・PNFの使い分け
試合後に適した静的ストレッチの部位別リスト
- 腓腹筋・ヒラメ筋、ハム、内転筋、臀部、腸腰筋、腰背部。
保持時間と反復回数の目安
1部位20〜30秒×1〜2回。リラックス重視で反動はつけない。
PNF(等尺抵抗)を使うならの注意点
軽い抵抗で5〜6秒→脱力20秒。痛みゼロの範囲で。強度を上げすぎない。
“痛い”ストレッチが逆効果になるケース
痛みは防御反応を高め、筋が固くなることも。違和感があれば中止します。
関節可動域セルフテストの方法
立位前屈、片脚スクワット、足首の壁ドリル(膝がつく距離)で左右差を確認。
冷却・入浴はどうする?アイシングの最新知見と実践
全身冷却(アイスバス)の是非と目的の整理
アイスバスは主観的な疲労・筋肉痛の軽減に役立つ報告がある一方、筋肥大や適応をわずかに鈍らせる可能性も。連戦時や暑熱対応など「即時回復優先」の場面で選択肢に。
局所アイシングの使いどころ(打撲・腫れ)
打撲や腫れに対しては15〜20分の局所冷却が有効。凍傷に注意し布を挟む。痛みが強ければ専門家へ。
温浴/シャワー/コントラスト浴の選択基準
リラックスと睡眠目的なら温浴、熱ストレス後の体温ダウンやだるさ軽減にはコントラスト/冷シャワーを検討。体感で選び、長湯は避ける。
暑熱環境後の深部体温コントロール
首・腋・鼠径部の冷却、冷たい飲料、小刻みな扇風で素早くクールダウン。衣服は吸湿速乾に。
寒冷時の冷え過ぎを避ける工夫
濡れたウェアを即交換。温かい飲み物、風を遮る上着で体温を守る。
栄養・水分補給:何をどれだけ、いつ摂る?
ゴール設定(グリコーゲン再合成・筋修復・水分電解質)
炭水化物でエネルギー回復、タンパク質で修復、水分+ナトリウムで体液バランスを戻す。まずはこの三本柱。
タイミングと量の考え方(リカバリー“ウィンドウ”)
30分以内に第一波、2時間以内に第二波で追いかけると効率的。遠征や移動でも持参で対応。
タンパク質の目安(体重×g/回・一日合計)
回復期は体重×0.3g/回、1日合計1.2〜2.0g/kgを目安に分割摂取。乳・大豆・卵・魚・肉などから。
炭水化物の目安(試合強度別)
試合後最初の数時間は1.0〜1.2g/kg/時(高強度)。日常の量は5〜7g/kg/日(中強度)、7〜10g/kg/日(高強度)を参考に。
ナトリウム/カリウム/マグネシウムの補給
ナトリウムは0.5〜0.7g/L、カリウムは200〜400mg/L程度を目安に。マグネシウムは不足時に食事で補う(ナッツ、豆)。
具体的メニュー例(和食/コンビニ/遠征時)
- 和食:ごはん、焼き鮭、冷ややっこ、みそ汁、果物。
- コンビニ:おにぎり+ヨーグルト+バナナ+スポドリ。
- 遠征:サンドイッチ(ツナ/卵)+チーズ+ジュース/ミルク。
サプリの注意点(品質・タイミング)
プロテインやクレアチンは品質管理が明確な製品を。タイミングは食事が難しい時の補助として。
セルフケアとツール活用(フォームローラー、マッサージガン、コンプレッション)
フォームローラー:部位別の当て方と時間
- ふくらはぎ/ハム/大腿外側:各30〜60秒、ゆっくり往復。
- 痛みは弱め。骨や関節を直接ゴリゴリしない。
マッサージガン:強度・頻度・当てすぎ防止
弱〜中強度で1部位30〜60秒。神経・骨隆起は避ける。急性の腫れや傷には使わない。
トリガーポイントの見つけ方
押すと心地よい痛みが広がる点を探し、浅く呼吸しながら20〜30秒キープ。
コンプレッションウェアの適切な着用時間
1〜3時間を目安。就寝中は締め過ぎに注意し、苦しさがあれば外す。
テーピングの外し方と皮膚ケア
温シャワーで粘着を弱め、皮膚に沿ってゆっくり外す。保湿で皮膚バリアを守る。
痛み・疲労のセルフチェックとレッドフラッグ
即対応が必要なサイン(痛みの性質/腫れ/圧痛/熱感)
- 急な強い痛み、明らかな腫れ・熱感、変形や荷重不能、しびれ・脱力。
筋肉痛とケガの見分け方
DOMSは遅れて出て全体にぼんやり。鋭い一点の痛み、引っかかり感は受診を検討。
関節可動域と左右差の確認
片脚スクワット、足首の可動、股関節の開きで左右差をチェック。増悪するなら無理しない。
POLICE/PEACE & LOVEの考え方
急性期は保護・最小限の負荷・圧迫・挙上。回復期は教育、負荷管理、循環促進、心理面も含めた総合対応。
医療機関受診の目安
痛みが強い/長引く、夜間痛、可動域制限が顕著、再発を繰り返す場合は専門家へ。
連戦・遠征・季節別の調整
連戦日の“ミニマム”クールダウン戦略
5分の歩行+呼吸、補水、炭水化物中心の補給を最優先。ツールは後回しでOK。
バス/飛行機移動でのむくみ対策
- 着圧ソックス、足首ポンピング、通路での軽い歩行。
ホテル環境での回復ルーティン作り
ヨガマット代わりのバスタオル、ストレッチ3〜5分、ぬるめのシャワー、照明暗めが基本。
暑熱(高温多湿)での補水・冷却強化
前後で体重測定→発汗量を推定して補水量を決定。ナトリウム含有飲料を選ぶ。
寒冷時のウォームダウンと防寒の両立
汗を拭いて即レイヤリング。風を遮る上着で歩行クールダウン。
人工芝/土/天然芝での足裏・下肢ケア差分
人工芝は摩擦負荷が高く足裏のケアを重点的に。土は粉塵で皮膚トラブルに注意。天然芝は滑りによるハム負担をチェック。
ポジション別・個人差への最適化
GK:肩・背部・頚部の回復ポイント
胸椎回旋、肩甲骨の滑り改善、頚部の軽いストレッチ。落下時の打撲は局所ケア。
DF:コンタクト後の打撲ケアと股関節安定
打撲の冷却+腸腰筋・内転筋を緩めてから軽いアクティベーション。
MF:走行量対策とふくらはぎケア
着圧+フォームローリングで血流促進。炭水化物補給をやや多めに。
FW:スプリント後のハム・臀部メンテ
ハムの静的ストレッチ短め+臀部のリリース。翌日の軽い有酸素で張りを流す。
プレー時間別(フル出場/途中出場/控え)での調整
- フル出場:栄養・補水を最優先、クールダウン長め。
- 途中出場:運動量に応じて短縮。
- 控え:別途ランやスプリント後のミニクールダウンを実施。
学生・社会人・ジュニアで異なる現実的アプローチ
学校/仕事/バイトと両立する時短プロトコル
歩行3分+呼吸1分+リカバリースナック+着替えだけでも効果はあります。帰宅後に入浴と静的ストレッチを追加。
通学・通勤時間を活かした回復行動
着圧ソックス、足首ポンピング、階段をゆっくり使う、座りっぱなしを避ける。
成長期の子どもに配慮すべきポイント
過度な強圧マッサージや冷え過ぎは避ける。十分な睡眠と食事の量・質を最優先に。
親がサポートできる準備と声かけ
水分・軽食の用意、入浴のタイミング作り、スクリーンタイムの調整を一緒に。
家でできる簡易セットアップ(マット/ツール)
ヨガマット、フォームローラー、小さめボールで十分。置き場所を決めて習慣化。
チームで統一するクールダウン運用(現場マニュアル)
ホイッスル後の導線設計(集合→実施→解散)
集合→歩行→スロージョグ→呼吸→ストレッチ→栄養→解散を10〜20分で流れるように。
役割分担(キャプテン/スタッフ/トレーナー)
- キャプテン:号令と実施率管理。
- スタッフ:用具準備・時間管理。
- トレーナー:強度調整と個別指導。
時間配分テンプレート(10/15/20分)
- 10分:歩行2→ジョグ4→呼吸2→ストレッチ2。
- 15分:歩行3→ジョグ5→呼吸2→ストレッチ5。
- 20分:歩行3→ジョグ7→呼吸3→ストレッチ7。
共通コールや音楽での習慣化
曲1〜2本で終えるなど、時間を音で可視化。実施率が上がります。
必要用具のチェックリストと補充ルール
電解質飲料、カップ、タオル、フォームローラー、救急セット。補充担当を固定。
よくある勘違い・NG行動
その場で座り込み/長時間の同一姿勢
急停止は血流が落ち、めまいや張りの原因に。まずは歩く。
痛みを我慢して強く揉む・押す
過度な圧は炎症悪化や筋緊張を招くことも。心地よい弱さで。
極端な高温入浴に直行する
のぼせや睡眠質の低下につながることも。ぬるめ短時間が基本。
水だけ/スポドリだけで済ませる
水だけは低ナトリウム、スポドリだけはタンパク不足。バランスを。
アルコールで“リラックス”を優先する
睡眠と回復を阻害しやすい。打ち上げは翌日に回すのが無難です。
5分版/20分版のテンプレート(何をする?が一目でわかる)
5分版:アウェイや時間がない時の最短回復
- 歩行2分→呼吸1分→ふくらはぎ/ハム各20秒→補水→スナック。
20分版:標準の試合後クールダウン
- 歩行3→ジョグ7→呼吸3→ストレッチ5→補水・栄養。
30分拡張版:強度が高かった試合の完全版
- ジョグ10→呼吸3→ストレッチ7→フォームローラー5→入浴/冷却→補食。
遠征バス版:車内で静かにできる回復
- 足首ポンプ2分→首肩回し1分→腹式呼吸2分→着圧+補水。
親子版:自宅での合わせ技ルーティン
- ぬるめシャワー→軽食→ストレッチ5分→画面オフ→就寝準備。
Q&A:試合後 クールダウン 何をする?の疑問に答える
ジョグは何分?歩きだけでも十分?
5〜10分が目安。時間がなければ歩行だけでもOK。止まらないことが大事。
静的ストレッチはいつ・どれくらい?
心拍が落ちてから20〜30秒×1〜2回/部位。痛みゼロの範囲で。
アイシングは必要?しない方がいい?
打撲や腫れは局所冷却が実用的。全身冷却は連戦や暑熱で検討。慢性化は控えめに。
プロテインは何g・いつ飲む?牛乳でもOK?
体重×0.3gを30分以内に。牛乳やヨーグルトでも代替可。食事と合わせれば十分です。
炭酸飲料やカフェインはアリ?
喉越し目的なら少量は可。ただし就寝前は避け、電解質と水分を優先。
睡眠は何時間が目安?昼寝は?
7〜9時間が目安。昼寝は20〜30分、夕方以降は避ける。
筋肉痛が強い翌日は動くべき?休むべき?
低強度の有酸素と軽いストレッチで「動かして回復」を。鋭い痛みは休む。
テーピングはいつ外す?皮膚トラブル対策は?
汗が乾いたら早めに。温シャワーで外し、保湿を行う。
コンプレッションは就寝中も着けていい?
締め付けが強すぎなければ可。ただし違和感があれば外す。1〜3時間を目安に。
エビデンスの見方と用語ミニ解説
研究の傾向と個人差:鵜呑みにしない読み方
研究は条件が限定的で個人差も大きいです。自分の体感、睡眠、翌日の動きやすさで最適解を探すのが近道です。
用語解説(グリコーゲン/乳酸/HRV/DOMS)
- グリコーゲン:筋と肝に貯蔵される糖。炭水化物で補充。
- 乳酸:運動中の代謝産物。短時間で再利用されます。
- HRV:心拍変動。高いほど回復傾向の指標になりやすい。
- DOMS:遅れて出る筋肉痛。完全予防は難しく、軽減が現実的。
参考になるガイドライン・プログラムの例
スポーツ栄養、睡眠衛生、暑熱対策の各ガイドラインを参考に、チーム事情に合わせて簡略化すると運用しやすいです。
セルフ実験の記録方法(睡眠・主観回復度・心拍変動)
就寝時間、起床時の主観回復度(10点満点)、安静時心拍/HRV、体重変化をメモ。2〜3週間で傾向が見えます。
まとめ:今日から変える1つの行動
“試合後15分の軽い有酸素+補水+タンパク質/炭水化物”を必ずやる
これだけで翌日の体は変わります。歩く・飲む・食べるを先に済ませ、ストレッチや入浴はその後に。
自分用テンプレートを作り、チームで習慣化する
5分版・20分版を使い分け、導線と役割を決める。回復は才能ではなく、準備と仕組みで作れます。次の試合のために、今日から始めましょう。
