二人いれば、今日から技術も判断も伸ばせます。部活のない日、親子の時間、友達と集まった公園でも再現できる「二人でできるサッカードリル」を目的別に整理しました。道具は最小限、安全を最優先に、短時間でも成果が出るよう設計しています。狙い・やり方・コーチングポイント・発展ルールまで一気にどうぞ。
目次
- 二人で練習する意味と上達の原則
- 二人でできるウォームアップ&コーディネーション
- 基礎技術を固める二人パス&トラップドリル
- ドリブルと1対1を磨く二人練
- 二人でもできるシュート&フィニッシュ
- 二人でやるクロス&ヘディングの基本
- 守備スキルを鍛える二人ドリル
- 判断力・認知を高める二人トレーニング
- セットプレーを二人で磨くアイデア
- GKとフィールドプレーヤーの二人練(GKがいる場合)
- レベル別・年齢別のアレンジ方法
- 狭いスペース・室内・雨天でもできる二人練
- 必要な道具と代替案
- 時間別メニュー例:15分/30分/60分
- 上達が止まったときのチェックリスト
- よくあるミスと回避法
- 週次計画と回復の考え方
- 記録テンプレートと目標設定
- 安全とケガ予防の重要ポイント
- まとめ:二人練を継続するコツと次の一歩
- よくある質問(FAQ)
二人で練習する意味と上達の原則
二人練の強み:反復・即時フィードバック・判断負荷
二人練は、実戦に必要な要素をコンパクトに詰め込めます。
- 反復:同じシチュエーションを短い間隔で何度も繰り返せる。
- 即時フィードバック:その場で声かけ・修正ができる。
- 判断負荷:相手の動きやコールに反応して決める練習が可能。
- 可搬性:公園・校庭・空きスペースで成立。道具も最小限。
ポイントは「明確な目的」「適切な負荷」「短いサイクルでの振り返り」。この3つを回すだけで、二人練は“ただの遊び”から“上達の装置”に変わります。
安全第一と準備:スペース確認・ルール設定・合図の共有
- スペース確認:周囲5mに人・障害物・車両がないか確認。地面の段差・濡れ・砂利の有無もチェック。
- 合図の共有:開始・停止の合図(例:「スタート」「ストップ」)を決める。接触があり得る練習は「セーフティ」コールで即停止。
- 接触強度:親子・体格差がある場合は「肩接触なし」「足裏禁止」「全速ダッシュは10m以内」などのルールを先に決める。
- ウォームアップ:足首・股関節・ハムストリングスの動的可動+軽いパスで心拍を上げる。
このガイドの使い方:目的別に選べる二人ドリルのロードマップ
- 技術を固めたい:パス&トラップ、シュート基礎、クロス&ヘディングへ。
- 対人を上げたい:ドリブルと1対1、守備スキルへ。
- 判断・認知を鍛えたい:認知トレーニング、ナンバー/カラーコール系へ。
- 時間がない:時間別メニュー例から選ぶ。
- 環境制限あり:狭いスペース・室内・雨天でもできる二人練へ。
二人でできるウォームアップ&コーディネーション
ミラードリブル:相手の動きを鏡写しで再現
準備
ボール2個、3×3m程度。向かい合って各自の足元にボール。
やり方
- Aがリード役、Bがミラー役。Aの前後左右のタッチをBが0.5秒以内に再現。
- 20〜30秒で役割交替。2〜3セット。
ポイント
- 視線は胸・腰付近を見て全体把握。ボールを凝視しない。
- タッチは小さく、重心は低く。音を立てない足運び。
発展
- フェイント混ぜる/弱い足のみ/最後に同時ターンで加速。
リアクションフットワーク:コールに反応する多方向ステップ
準備
マーカー4枚を十字に。中央に立つ人を入れ替えながら。
やり方
- Aが「前・後ろ・右・左」とランダムコール。Bはシャッフル→一歩でタッチ→戻る。
- 10〜12回で交替。2セット。
ポイント
- 最初の一歩の向き、つま先は進行方向。腕を振って腰を先に出す。
発展
- 色コール/番号コール/最後にボール受けて1タッチパス。
シンメトリーパス:同時パスでリズムと距離感を整える
準備
5〜7m離れて対面、各自ボール1個。
やり方
- 「せーの」で同時にインサイドパス。入れ替わるボールを1タッチで返す。
- 30〜40秒×3本。距離を伸ばす→2タッチ(方向づけ→パス)に変更。
ポイント
- 軸足はボール横、つま先は目標に。面をまっすぐ、膝下で振る。
モビリティ&アクティベーション:足首・股関節・体幹の動的準備
- 足首:前後/左右ロッキング各10回。カーフレイズ10回。
- 股関節:ワールドグレイテストストレッチ左右5回。
- 体幹:ベアウォーク10m、ラテラルランジ左右8回。
- 軽走+スキップ各20mで心拍を上げる。
基礎技術を固める二人パス&トラップドリル
方向づけトラップ×パス:2タッチの質を高める基本形
準備
6〜8m間隔。受け手の左右にゲート(マーカー2枚)。
やり方
- Aがパス→Bは「次に蹴りたい側」へファーストタッチで運び、2タッチ目で返球。
- 10本で交替。左右ゲートを交互に指定。
ポイント
- 最初のタッチは進行方向45度、足の内側またはアウトで素早く。
1タッチパスの反復:距離・角度・左右足のバリエーション
- 距離5m→7m→9mと段階的に。連続20本でノーミスを目標。
- 角度を変えるL字配置で、内側/外側の面を使い分け。
- 弱い足のみセットを必ず1本。
パス&ムーブ二人版:動きながら受け直す循環ドリル
やり方
- A→Bへパス後、Aは左右どちらかのマーカーへ5mスライド。
- Bは受けて1タッチでAの進行方向にリターン。30秒連続×3。
ポイント
- 「出して動く」を小刻みに。ボールと同時に体も前進。
弱い足強化サーキット:限定ルールで苦手克服
- ルール:受けも出しも弱い足のみ。10本×3セット。
- 的狙い:マーカーを相手の足元左右に置き、そこへ通す。
- スロー→ミドル→速いテンポへ強度を上げる。
二人ロンド風シャドウプレッシャー:片方が圧をかける疑似対人
- 6m間でAが受け手、Bが1mの距離で圧だけかける(ボール奪取なし)。
- Aは体の向き・シールド・方向づけで前向きパスを通す。
- 20秒で交替。守備の足が届く前に触る“半歩早い”判断を養う。
ドリブルと1対1を磨く二人練
背中合わせターン&突破:背後認知と素早い方向転換
やり方
- 背中合わせに立ち、合図でそれぞれ前のゲートへターンしてダッシュ。
- ボール保持者は背後の気配を感じてアウト・インサイドで即ターン。
ポイント
- ターン前に肩を入れて視野を作る。足裏に頼りすぎない。
ゲートドリブル→1対1:意図した進入からの仕掛け
- 中央にゲート2つ。Aは指定ゲートを通過→Bのゴールへ1対1。
- 守備Bは間合い管理。攻撃Aはゲートの角度で利き足に持ち出す。
ナンバーコール1対1:認知→決断→実行の速度向上
- ゴールを1〜3で番号付け。攻撃がドリブル開始時に相手が番号をコール。
- 攻撃は即座にそのゴールへ。コールは進入直前に遅らせて難度UP。
守備の基礎:間合い・身体の向き・誘導の練習
- 間合いは足1本半。内側を切り、外へ誘導。腰を落としてサイドステップ。
- 足を出すのはボールが体から離れた瞬間だけ。
制限付き1対1:タッチ数や利き足制限で技術負荷を調整
- 攻撃は3タッチ以内/弱い足のみ/最初の接触はアウトサイドなど。
- 守備は奪取禁止の「並走」で、身体の向きと誘導に集中。
二人でもできるシュート&フィニッシュ
落としからのミドル:壁役→落とし→走り込みシュート
- Aが壁役で背後から受け、ワンタッチで落とす。Bが走り込みシュート。
- 距離は16〜20m。フォームは軸足の位置と上体の前傾を意識。
スルーパス→ワンタッチフィニッシュ:タイミング合わせ
- Aのスルーに対してBが斜めに走り込み、ワンタッチで流し込む。
- オフサイドラインを仮想マーカーで設定して駆け引きを再現。
角度のない位置からのシュート:逆足とファー狙い
- サイド10〜12mから、逆足インステップでファーへ巻く。
- 枠内コーナーにマーカー的を置き、10本中7本命中を目標。
GKなしでも精度を上げる的当て設定:コーナーターゲット活用
- ゴール四隅に的(マーカー/段ボール)。低弾道とライナーを打ち分け。
- 左右交互→弱い足→走り込みの順に難度UP。
リバウンド回収の流れを作る二人ローテーション
- シュート後は即リバウンド回収→落とし→相手がシュートと循環。
- 「撃って終わり」を避け、次の一手を自動化する。
二人でやるクロス&ヘディングの基本
投げ上げ→ヘディングフォーム矯正:安全第一の基礎づくり
- 相手が手で投げ上げ、額の中心で当てる。首から体全体で押し出す。
- 接触なし・低強度でフォーム固め。回数10〜15回。
グラウンダークロス→合わせ:足の面とタイミング
- サイドからの低いクロスを、逆足インサイドでコースを変えるだけ。
- ニア・ファーの入り直しを繰り返し、歩幅調整を覚える。
フローティングクロス→ニア/ファー選択:狙いを絞る反復
- ふわりとしたボールに対して、ニアなら前へ、ファーなら背中側へアタック。
- 走るタイミングは出し手の助走2歩目でスタート。
首・頸部の安全ポイントと段階的な強度設定
- 額で当てる・目線はボール・口は閉じる。首のアイソメトリックで準備。
- 接触はしない。強度はボールのスピード→距離→高さの順で上げる。
守備スキルを鍛える二人ドリル
間合いコントロールとステップワーク:抜かれない基本
- 1対1で「抜かれたら終わり」ではなく、外へ誘導して時間を稼ぐ。
- 細かいサイドステップ→相手が止まったら止まるの同調性。
カバー&プレッシャー二人連携の基礎概念
- 1人が寄せ、もう1人が1.5m後ろ斜めでカバーする動きの役割交替。
- 声かけは「寄せた」「下がる」「外へ」の3語でシンプルに。
インターセプト予測ゲーム:体の向きと読み
- Aがパスフェイク、Bは半身でラインを切りつつ読みで出る。
- 奪う瞬間は前足でステップイン→身体を入れてファウル回避。
奪ってからの一手:奪取→安全な前進パス
- ボール奪取後は最短2タッチ以内で前向きの味方(マーカー)へ通す。
- 奪って終わりにしない「出口」を常に設定する。
判断力・認知を高める二人トレーニング
カラコールパス:色指示で方向づけを瞬時に変更
- 受け手の左右後方に赤・青マーカー。出し手が色をコール。
- 受け手はその色へファーストタッチ→即パス。反応時間0.5秒以内を目指す。
ナンバーコール+スキャン:前後左右の情報取得ルーティン
- 背後に1〜3の番号。受ける直前に首振り2回→見えた番号をコール。
- 声を出すことでスキャンの習慣を固定する。
ミラードリブル+フェイク:相手の重心を観る習慣づけ
- リード役は重心移動のフェイクを混ぜる。ミラー役は足ではなく腰を見る。
- 最後に1対1で仕上げ、読んだ方向と逆へ突破。
限定時間下の意思決定:ショットクロック式パス交換
- 5秒以内に次のアクション(止める・出す・運ぶ)を決める。
- タイムプレッシャーが「迷い」を減らす。
セットプレーを二人で磨くアイデア
フリーキックの壁越え(マーカー壁):助走・軌道の作り方
- マーカーやバッグで仮壁。助走角度・軸足位置を固定して反復。
- 巻く球・沈む球の蹴り分けを10本ずつ。
ショートコーナー二人パターン:角度を作る再現ドリル
- ショートで引き出し→リターン→クロス/カットインの2択を10回反復。
- コールは「ワン・ツー」「ターン」の2種類で意思統一。
スローインの受け方・当て方:背中で守る→落とす基本
- 受け手は相手を背負い、胸・太ももでコントロール→味方へ落とす。
- 投げ手は頭上過ぎない胸元狙い。ファウルスローに注意。
GKとフィールドプレーヤーの二人練(GKがいる場合)
GKキャッチ&スロー→ビルドアップの起点作り
- GKがキャッチ→素早いスローでサイドへ。受け手は前進の体の向きで。
- 受けて2タッチ以内で前方マーカーに通す。
ロールスロー/サイドスロー→シュートにつなぐ連携
- ローリングスローで足元に、サイドスローで逆サイドへ展開。
- 受け手はワンタッチで角度を作りシュート。連携のテンポを一定に。
1対1ブレイクアウェイ:間合いとフィニッシュの駆け引き
- 中盤でボールロスト想定。攻撃が抜け出し、GKと1対1。
- GKはステイかチャージかの判断、攻撃はチップ・ニア抜き・ラウンドの選択。
レベル別・年齢別のアレンジ方法
小学生向け:成功体験を積むルール設計
- 距離短め(3〜5m)、タッチ数多め、速度はゆっくり。
- 当てゲーム・的当てで楽しさ優先。褒める頻度多め。
中高生向け:判断負荷と運動量を両立
- カラ/ナンバーコールを標準化。時間制限をつける。
- セット間休憩は短く、合計20〜40分で切れ味を保つ。
大人向け:ケガ予防を優先した強度管理
- ウォームアップ長め、スプリントは短距離。方向転換は段階的に。
- 翌日の張りを基準に次回負荷を調整。
初級/中級/上級:距離・スピード・制限の段階的上げ方
- 初級:距離短・2タッチ・弱い足は任意。
- 中級:距離中・1タッチ混ぜ・弱い足指定。
- 上級:距離長・時間制限・コール複数同時。
狭いスペース・室内・雨天でもできる二人練
室内向け低騒音メニュー:ボールコントロール中心
- 足裏ロール、インアウト、小刻みタップ、1mパス。
- フットサルボールや軽いボールを活用。滑り止めのきく靴下/室内シューズ。
狭小スペースの工夫:コンパクトなパス&トラップ
- 2〜3mの距離で面の正確性に集中。バウンドパス→ワンツー。
- 壁があれば壁当て→相手へ、の三角リズム。
フットサルボールや柔らかいボールの活用
- 跳ねにくく、騒音も小さい。トラップ精度の学習に向く。
近隣配慮と安全マナー:時間帯・音・衝突回避
- 早朝/夜間は避ける。大声・強いシュートは控える。
- 人が近づいたら即「ストップ」コール。
必要な道具と代替案
最低限のセット:マーカー・ミニゴール・的
- マーカー8〜12枚、折りたたみミニゴール、ターゲット用マット。
家にあるもので代用:ペットボトル・テープ・段ボール
- マーカー=ペットボトル、的=段ボール、ライン=養生テープ。
安全と衛生:シューズ・グラウンドチェック・手入れ
- 路面に合うソールを。終わったら土や水分を拭き取り、乾燥させる。
時間別メニュー例:15分/30分/60分
15分クイック練:試合前の活性化
- ウォームアップ(コーディネーション)3分
- シンメトリーパス+1タッチ 6分
- ショットコーナー的当て 6分
30分標準メニュー:技術×判断のバランス
- ミラードリブル 5分
- 方向づけトラップ×パス 8分
- カラコールパス 7分
- 1対1(制限付き) 8分
60分強化メニュー:テーマ集中の反復
- ウォームアップ 10分
- 基礎パス&トラップ 15分
- 判断トレ 10分
- 1対1/守備 15分
- フィニッシュ 10分
試合前日・当日の軽負荷アレンジ
- 接触なし、短時間、成功体験多め。シュートは本数少なめで精度重視。
上達が止まったときのチェックリスト
フォームの基準点:軸・視線・軸足・面
- 軸足の位置はボールの横/少し後ろ、視線は進行方向、面はまっすぐ。
負荷設計の見直し:反復・休息・強度のバランス
- 同じ練習のやり過ぎ→変数を1つだけ変える(距離/時間/コール)。
目的の再設定:試合の課題から逆算
- 最近ミスした場面を再現→ドリルを選択→数値化して再挑戦。
動画撮影とフィードバックの活用
- スマホで横から撮影。良い例/改善点を1つずつ言語化。
よくあるミスと回避法
量に偏り精度が下がる問題と対策
- 本数目標だけでなく「成功率」をKPIに追加。疲れたら質優先に切り替える。
無言で練習してしまう:合図・声かけのルール化
- コールを3語に限定(例:右・時間・戻せ)。意思疎通が精度を上げる。
片足偏重・同じ角度ばかり:左右・距離・角度の分散
- 10本ごとに弱い足、角度変更、距離変更のチェックを入れる。
休憩・補給不足:パフォーマンス維持の基本
- 10〜15分に一度給水。汗冷え対策にタオル・着替えを用意。
週次計画と回復の考え方
オフ日の設定とアクティブリカバリー
- 週1日は完全オフ。もう1日は軽いボールタッチとストレッチ。
負荷管理:マイクロ周期の組み立て方
- 高強度→中→低→オフの4日サイクル。試合2日前は中、前日は低。
栄養・水分・睡眠:練習効果を最大化する基本
- 炭水化物+たんぱく質の補給、こまめな水分、7〜9時間の睡眠。
記録テンプレートと目標設定
KGI/KPIの例:パス成功率・1対1勝率・シュート精度
- KGI(最終目標):試合での貢献(例:ミス削減/得点関与)。
- KPI(指標):1タッチ成功率/1対1勝率/枠内率/スキャン回数など。
練習記録フォーマット:日時・内容・気づき・次回課題
- 日時/場所/体調
- メニュー(本数・時間・成功率)
- 気づき(良かった1つ・直す1つ)
- 次回の具体的目標(数値で)
簡易テストのやり方:100本パス・10本シュートの評価軸
- 1タッチパス100本の成功率、的当て10本の命中数を毎週記録。
安全とケガ予防の重要ポイント
ウォームアップ/クールダウンの必須項目
- 開始前:動的ストレッチ+軽いコーディネーション。
- 終了後:静的ストレッチ(ふくらはぎ・前もも・裏もも・股関節・腰)。
成長期の配慮:過負荷サインと対応
- かかとの痛み、膝の違和感、強い疲労感が続く場合は強度を下げて休む。
季節対策:熱中症・寒冷時の注意点
- 暑い日は短時間・日陰・塩分補給。寒い日は防寒・長めのアップ。
まとめ:二人練を継続するコツと次の一歩
今日から始める3つの小さな習慣
- 目的を声に出す(例:「今日は1タッチ精度80%」)。
- 弱い足を必ず入れる。
- 最後に30秒の振り返りをする。
継続の仕組み化:固定曜日・固定メニュー・記録
- 曜日と時間を固定、ルーティン化。天候代替メニューを用意。
試合につなげる振り返りの型
- 場面→原因→対策ドリル→次回数値目標、の順でノート化。
よくある質問(FAQ)
ボール1個でも成立するおすすめドリルは?
方向づけトラップ×パス、カラコールパス、制限付き1対1、的当てシュート。シンプルで効果的です。
広い場所が取れない日の優先メニューは?
ミラードリブル、シンメトリー(近距離版)、弱い足サーキット、室内向けコーディネーション。2〜3mで成立します。
親子で体格差がある場合の注意点は?
接触なしルール、全力ダッシュ短め、ボールスピードを合わせる。守備は並走・誘導中心で安全確保を。
週に何回・何分が効果的?
目安は週2〜3回、1回20〜40分。試合期は短時間・高質、オフ期は反復量を少し増やすと良いでしょう。