三人でできる「崩し」の練習は、現場でそのまま効く小さくて強い武器です。限られた人数でも角度作り・連動・判断速度を同時に鍛えられ、試合の決定機に直結します。本記事「サッカー三人で練習:現場で効く崩しドリル10選」では、スペース設定や計測方法まで含めて、今日からグラウンドで使える具体メニューを網羅します。
目次
- はじめに:三人で「崩し」を磨く意義
- 三人練習が崩しに効く理由
- 実施前の準備と共通ルール
- ドリル1:三角形ワンツーで縦を破る
- ドリル2:サードマンランの自動化
- ドリル3:オーバーラップ/アンダーラップで幅と深さを同時に作る
- ドリル4:ダブルワンツーと斜めのリターン角度
- ドリル5:壁当てからの縦スライス(裏抜け)
- ドリル6:斜めくさび→落とし→サイドスイッチ
- ドリル7:逆サイドアウトレット(引き出し→転換)
- ドリル8:フリーズ・チェック・ゴーで受け手のタイミングを合わせる
- ドリル9:二列目の遅れて入る(ディレイラン)で守備の背後を突く
- ドリル10:3v1/3v2フィニッシュで終局を磨く
- 計画と進行管理:週の組み立て方
- よくある課題と修正メニュー
- ゲームに近づける応用編
- まとめと次の一歩
はじめに:三人で「崩し」を磨く意義
目的と得られる効果(判断速度・角度作り・連動性)
三人連携は、ボール保持者・近くのサポート・遠い第三者の役割が明確で、角度・幅・深さを同時に扱えるのが最大の強みです。狭い人数だからこそ、以下の力が濃縮して伸びます。
- 判断速度:1~2タッチでの最適解選択(縦・横・戻し)
- 角度作り:対角への体の向き、斜めのリターン、サードマンの走り出し
- 連動性:パスとランの同期、味方の動きで相手をずらす“事前の揺さぶり”
本記事の活用法と全体像
各ドリルは「目的→セットアップ→手順→コーチングポイント→バリエーション→指標→よくあるミス」の順に整理。ウォームアップ後に2~3本選び、最後を「フィニッシュ系(ドリル10)」で締めると実戦の流れに近づきます。推奨スペース・タッチ制限・評価指標も併記しているので、記録しながら進捗を可視化してください。
三人練習が崩しに効く理由
小集団だから学べる意思決定と即時フィードバック
三人では一人が迷うと全体が止まります。だからこそ、選択(縦・横・戻し)とその結果が一目でわかり、やり直しも早い。試合で求められる「半歩速い決断」を反復できます。
幅・深さ・角度の三原則を同時に扱える
三角形を作れば、自然と幅と深さが生まれます。斜めのくさび、外への逃げ道、背後を突く第三者ランがセットで回り始め、「崩しの文法」を身体で覚えられます。
ゲーム再現性を高める制約設計の考え方
- 制約は「選択肢を狭める」ためではなく「最適解を浮き上がらせる」ために使う
- タッチ制限は段階的に(フリー→2タッチ→1タッチ→解放)
- 方向制限で意図を固定(例:前進優先、縦パス後は原則前向きにプレー)
- 守備強度を段階化(パッシブ→半競合→フル)し、成功体験と負荷の両立
実施前の準備と共通ルール
スペース設定(幅×奥行×ゾーンの推奨サイズ)
- 基準サイズ:幅12~16m × 奥行18~24m(三角形がゆとりを持って作れる範囲)
- レーン分け:マーカーで3レーン(外・中央・外)に分割すると角度と幅が明確
- フィニッシュゾーン:奥行の最後6~8mを「得点(侵入)ゾーン」に設定
- レベル別調整:ジュニアは全体を2~4m縮小、高校・社会人は標準~やや拡大
タッチ制限・方向制限・接触ルールの使い分け
- タッチ制限:導入はフリー→2タッチ→1タッチ→状況準拠(縦パス後は原則1タッチ)
- 方向制限:縦優先・サイド優先・リターン不可など、テーマに合わせて設定
- 接触ルール:守備役は「インターセプトのみ」「体当て可」など段階づけ
計測と評価(成功率・所要秒数・負荷管理)
- 成功率:決めた条件(ゾーン到達/シュート/縦突破)を10回中何回達成か
- 所要秒数:スタート合図から得点条件達成までの時間(狙いは短縮と再現)
- 負荷管理:主観的運動強度(RPE 1~10)とセット数、休息時間を記録
ドリル1:三角形ワンツーで縦を破る
目的
中央の密度をワンツーの一撃で突破する。縦パスの質とリターン角度を最適化。
セットアップ
- 三角形の頂点にA(起点)・B(中継)・C(裏抜け)を配置。距離は8~10m。
- 得点ゾーンをCの背後6mに設定。
手順
- A→Bへ縦パス(強く速く)。
- BはワンタッチでAへ斜めにリターン。
- Cが得点ゾーンへ侵入(シュート可)。
Aは前向きのままCへスルー(縦のスペースへボールを置く)。
コーチングポイント
- Aは半身の準備(受ける前からC側の足へ置くイメージ)。
- BのリターンはAの前足へ、斜め前に置くと前向き加速がスムーズ。
- Cはパスのモーションに合わせてスタート(出し手の視線が合った瞬間)。
- 全パスを地を這う強度で、移動中の味方の進行方向へ。
バリエーション
- 1タッチ限定(AもBもCも1タッチで完結)。
- 守備マネキン/パッシブDFをB前に置き、縦パス角度を限定。
- 逆回し(C起点で左右両方を同数反復)。
指標と進捗
- 成功率:10本中8本のゾーン侵入をまず目標。
- 速度:開始合図から4.5~6.0秒で侵入できると◎。
よくあるミスと修正
- リターンが足元に戻る→前足へ置く/角度を5~10度前に。
- Cの出遅れ→「ボールが出たら走る」でなく「出る前に動く」。
- 縦パス弱い→踏込足をボールの横に置き、フォロースルーを低く長く。
ドリル2:サードマンランの自動化
目的
ボールに触らない第三者の動きで守備を外す。パス→パス→ランの同期を習慣化。
セットアップ
- 3レーン(左・中央・右)。A左、B中央、C右。幅12~16m。
手順
- A→Bへ縦パス。
- 同時にCが内側に絞って背後へ走る。
- B→Aへ落とし、A→Cへスルー。
コーチングポイント
- Cの走り出しはBが受ける前。Bのファーストタッチと同期。
- Bは体を半開きでAとCを同時視野に。
- Aは1タッチで出せる位置へ立ち直り(足元に戻さない)。
バリエーション
- 逆サイド版(A右・C左)。
- DF1人をB前に配置し、パスコースを限定。
指標と進捗
- 成功率:10回中7回以上の背後侵入。
- 反応速度:Bが触れてからCへボールが出るまで1.2秒以内。
よくあるミスと修正
- Cが早すぎてオフサイド気味→「一歩止めてから再加速」でタイミング調整。
- Bの落としが弱い→軸足を進行方向へ、面を固定してはじく。
ドリル3:オーバーラップ/アンダーラップで幅と深さを同時に作る
目的
サイドで相手を引き伸ばし、内外どちらでも前進できる状態を作る。
セットアップ
- サイドレーン(幅5~6m)を設定。A=外、B=内、C=奥行きに位置。
手順
- A→Bへパス。
- AがBの外側を追い越す(オーバー) or 内側へ差し込む(アンダー)。
- Bは選択:縦のリターン(A)か、内側のCへスルー。
コーチングポイント
- 「走りで味方をフリーにする」意識。囮でも価値あり。
- Bは視線フェイクでDFの足を止めてから配球。
- タイミングはボールが出た瞬間に走り出し、受ける直前に減速→ファーストタッチで再加速。
バリエーション
- DF1人をA-Bの間に配置し選択を迫る。
- オーバーとアンダーを連続で交互に実施。
指標と進捗
- 選択の多様性:10回中、外経由と内経由が5:5前後。
- 侵入速度:サイドレーン侵入から2タッチ以内で前進完了。
よくあるミスと修正
- 走るだけで受ける準備がない→最後の2歩で減速し体の向きを作る。
- Bがボールを持ちすぎ→2タッチ原則でテンポを固定。
ドリル4:ダブルワンツーと斜めのリターン角度
目的
中央~ハーフスペースで連続したワンツーにより密集を突破。リターン角度の微調整を体得。
セットアップ
- A・B・Cが8m間隔で三角形。マネキンを中央に1本。
手順
- A→B→A(ワンツー)。
- A→C→A(もう一度ワンツー)。
- 最後にAがフィニッシュゾーンへ侵入。
コーチングポイント
- リターンは「斜め前に置く」意識で、受け手の進行方向へ。
- 1本目と2本目で強度を変える(1本目でズラし、2本目は一気に貫通)。
バリエーション
- 2本目のみ1タッチ義務。
- DF1人をフリーマンとして中央に入れる(奪ったら逆襲)。
指標と進捗
- 成功率:連続ワンツー成功7/10以上。
- パス速度:グラウンダー25~35km/h相当(強く低く)。
よくあるミスと修正
- 2本目で詰まる→最初の受けで体の向きを対角へ作る。
- 距離が詰まりすぎ→三角形は8~10mを維持。
ドリル5:壁当てからの縦スライス(裏抜け)
目的
壁役とのテンポでDFライン間をスライスするスルーの質を上げる。
セットアップ
- A起点、B壁役、Cランナー。A-B間6~8m、B-C間10~12m。
手順
- A→B(壁)。
- B→Aへワンタッチ。
- A→Cへ縦スライス(足元ではなく進行方向のスペース)。
コーチングポイント
- 壁は強く速い返し。面を固めてシュートのように弾く。
- 縦スライスはDFとGKの間の“誰のものでもない”ゾーンへ。
- Cはオフサイド管理:出し手の視線→踏み込み→パスの瞬間に加速。
バリエーション
- 壁がターンしてCへ対角スルー(状況で壁が決断)。
- DFシャドーをCラインに置き難度調整。
指標と進捗
- スルー精度:Cの進行方向へ1~2m先に置ける割合80%以上。
- テンポ:A→B→Aの間を1.5秒以内。
よくあるミスと修正
- スルーがGK寄り→パスの出どころを外側にずらして角度を調整。
- Bの返しが浮く→軸足近くにボールを置き、足首固定で押し出す。
ドリル6:斜めくさび→落とし→サイドスイッチ
目的
中央にくさびを刺して相手を内側に引き寄せ、外で前進する“内→外”の原則を習得。
セットアップ
- A左外、B中央、C右外。幅16m、奥行20m。
手順
- A→Bへ斜めのくさび。
- B→Aへワンタッチ落とし。
- A→Cへ速い対角スイッチ(グラウンダー推奨)。
- Cが前進してゾーン侵入。
コーチングポイント
- くさびはBの前足へ。次の落としが楽になる。
- スイッチは「止めて運ぶ」でなく「走らせる」ボールで。
- 受け手Cは最初から幅を最大化。ライン際で受けてから内へ。
バリエーション
- スイッチを浮き球へ(DFの足元が密な時)。
- BがタメてCへ直通(DFがAを切っている場合)。
指標と進捗
- ボール移動時間:A→Cが1.8~2.2秒内。
- 成功率:10回中7回の幅での前進成功。
よくあるミスと修正
- スイッチが遅い→Aのファーストタッチを前方へ置いて距離を稼ぐ。
- Bが背中で受ける→半身の準備、受ける前に肩を入れて情報収集。
ドリル7:逆サイドアウトレット(引き出し→転換)
目的
密集へ一度引き付けてから逆サイドで前進する。「寄せ→離す」のリズム作り。
セットアップ
- AとBを同サイドに寄せ、Cを逆サイド高めに置く。幅18m。
手順
- A↔Bで2回パス交換して相手を誘導。
- B→Cへ素早い転換。Cは前進して侵入。
コーチングポイント
- 引き付けの回数は状況次第。相手の寄りが浅ければ3回でもOK。
- 転換パスの出どころを外側に作り、対角線の角度を確保。
- Cは常に“奥行き”をキープし、縦に速く運ぶ準備。
バリエーション
- 転換を一度落としてから三角形で抜ける(二段階転換)。
- DF1人をA-B側に配置、C側を半フリーに設定。
指標と進捗
- 転換後の前進成功率:70%以上。
- 転換までの時間:3~5秒(引き付けが長すぎない)。
よくあるミスと修正
- 引き付けでリズムが緩む→足元に置かず、一歩前へ運ぶタッチを混ぜる。
- 転換が浮く→中間高さを避け、地を這う対角で。
ドリル8:フリーズ・チェック・ゴーで受け手のタイミングを合わせる
目的
受け手の「止まる→寄る→抜ける」の三段動作でマーカーを外し、確率の高い前進に繋げる。
セットアップ
- 1対0または1対1想定。Aが起点、Bが受け手、Cが第三者ラン。
手順
- Bが一瞬静止(フリーズ)。
- ボール方向へ2~3歩チェック(寄る)。
- 一気に背後へ(ゴー)。Aはタイミング良くCまたはBへ配球。
コーチングポイント
- 歩幅を変える。小→大へ切り替えると初速が上がる。
- 視線でフェイク:チェック時に足元要求を見せ、直後に背後へ。
- Aは相手DFの重心が前に乗った瞬間に出す。
バリエーション
- 1対1でDFをBに付け、Aは最適解(B足元/裏/C)を選択。
- Cが逆走して手前で受けるフェイク追加。
指標と進捗
- 裏抜け成功率:1対1で50%→60%→70%へ。
- 初速:ゴーから3歩で最高速の7割に到達。
よくあるミスと修正
- チェックが形だけ→寄る距離を明確に(2~3m)。
- 出し手が遅い→キーワードを設定(「今」などの合図)。
ドリル9:二列目の遅れて入る(ディレイラン)で守備の背後を突く
目的
最前線の動きに食いついたDFの背中へ、遅れて二列目が差し込むタイミングを習得。
セットアップ
- A起点、B前線(釣り役)、C二列目。ゴール(または侵入ゾーン)を正面に。
手順
- A→Bへ縦。Bは背負ってタメ。
- Cは少し遅れてトップスピードで前進。
- B→Cへ落とし/はたき、Cが侵入・シュート。
コーチングポイント
- Cは「遅れて速く」。出し手の視線がBに集中した瞬間にスプリント。
- Bは片足でDFをブロックしながら落とす位置を作る。
- AはBの足元/逆足を使い分け、落としやすさを補助。
バリエーション
- Bがターンして自らシュート→Cはリバウンド狙い。
- DF1人をB背後に配置し強度UP。
指標と進捗
- フィニッシュ率:枠内70%以上(シュートを伴う場合)。
- 到達時間:Cの走り出しから侵入まで2.5~3.5秒。
よくあるミスと修正
- 同時に飛び出してオフサイド気味→「遅れて」の徹底、合図を決める。
- Bのタメ不足→最初の接触を強く、身体で時間を作る。
ドリル10:3v1/3v2フィニッシュで終局を磨く
目的
数的優位での“確実に仕留める”局面を高速で意思決定。最後の一本の重みを学ぶ。
セットアップ
- 幅16~20m×奥行20~25m。ミニゴールまたは侵入ゾーン。
- 攻撃3人、守備1~2人(段階づけ)。
手順
- 中央からスタート。原則「縦優先」で前進。
- パスかドリブルでDFを引き付け、フリーへラストパス。
- 1~2タッチでフィニッシュ。
コーチングポイント
- 最初の運びでDFの軸足を決めさせる(タッチ方向をはっきり)。
- ゴール前は「強度>複雑さ」。余計なフェイクより速い決断。
- 縦が空いたら即縦。横移動は縦が閉じた時の二の矢。
バリエーション
- 1タッチ限定のゾーンを設定(最後の8mなど)。
- 奪われたら5秒間守備へ即トランジション。
指標と進捗
- ゴール/侵入成功率:3v1で80%、3v2で60%を目安。
- 攻撃完了時間:開始から6~9秒。
よくあるミスと修正
- パスが遅い→面ではなくインステップ寄りで押し出し、強度を上げる。
- 同じレーンで被る→外・内・奥行の三層を常に維持。
計画と進行管理:週の組み立て方
週3回モデル(技術・判断・フィニッシュの配分)
- Day1(技術×角度):ドリル1・4・5+基礎パス10分
- Day2(判断×連動):ドリル2・3・7・8
- Day3(終局×再現):ドリル6・9・10+トランジション条件
- 各回60~75分、1ドリル6~10分×3~4本、合間に2分休息
レベル別負荷調整(高校生・社会人・ジュニア)
- 高校生:標準サイズ、2タッチ→1タッチへ段階化、3v2まで実施。
- 社会人:仕事後はRPE管理重視。セット短め、精度重視で。
- ジュニア:サイズ縮小、タッチ制限は緩め。「走る→止まる→向く」を強調。
記録シートの例とKPI(成功率・速度・心拍/主観負荷)
- 項目:ドリル名/成功率/平均秒数/RPE/気づき
- 週次KPI:縦突破成功率+10%、平均完了時間-0.5秒など具体数値で。
よくある課題と修正メニュー
サポート角度が被る問題の解決
- ルール:同一レーンに2人禁止。常に外・内・奥行を埋める。
- 修正ドリル:ドリル6でレーン固定版(色マーカーで明示)。
パススピードが一定で読まれる問題の解決
- 強弱の配分:引き付けは遅→突破は速へギアチェンジ。
- 修正ドリル:ドリル4で「1本目7割・2本目全力」を合図付きで反復。
受け手の身体の向きと初速の改善
- 半身作り:受ける前に肩を入れて対角を見る。
- 修正ドリル:ドリル8の「フリーズ→チェック→ゴー」を全ドリル前に3分。
守備役の強度設定と段階づけ
- 段階:影DF→パッシブ→半競合→フル。
- 成功体験と失敗のバランスを日毎に調整(成功率60~80%帯が学習効率◎)。
ゲームに近づける応用編
トランジション化(3v1→3v2への移行)
フィニッシュ後に即時守備へスイッチ。奪還したら逆ゴールへ。5~10秒単位で攻守を入れ替えると、ゲームのリズムに近づきます。
タッチ制限の段階づけと解放
- 導入:2タッチ固定で安定
- 中盤:1タッチミッション付き(縦パス後は必ず1タッチ)
- 仕上げ:制限解放、ただし意思決定の速さは維持
ゴール or ゾーン到達の条件づけで意思決定を鍛える
- 「縦経由でのみ得点可」「サイド経由で+1点」など、狙いを数値化。
- 迷ったら縦。縦が無理なら外、次に戻しの順で意思決定を固定化。
まとめと次の一歩
上達チェックリスト(定量・定性)
- 定量:縦突破成功率70%↑、完了時間-1秒、枠内率70%↑。
- 定性:半身で受けられているか/走りとパスが同期しているか/声かけが増えたか。
次回の発展テーマ予告(4人連携への橋渡し)
三人での「幅・深さ・角度」が身体に入ったら、次は4人目の“逆サイドの関与”へ。三角形にひし形を足し、二方向同時の脅威を作ります。今回の10ドリルは、その土台を作るための最短ルートです。